看護師は、医師の補佐をして、人々の健康を守る非常に重要な仕事です。
国家資格を必要とする人気の職業であるとともに、常に求人が出されている需要の高い仕事でもあります。
看護師が働く場所として、病院を想像する人は多いでしょう。
病院に勤めている姿以外、見たことが無いという人も多いかもしれません。
しかし実際看護師には、病院以外にさまざまな活躍の場所があります。
その事例として、保育園や幼稚園などといった教育施設の他、企業の看護ルーム、介護施設、製薬会社などがあります。
それぞれ雇用条件や給与、休暇など待遇が異なります。
ライフスタイルやキャリアなども合わせて考えて、仕事に就くようにしなければ、長く働き続けることは難しいでしょう。
例えば、保育園や幼稚園などといった教育施設で活躍する看護師は、基本的に一人で働くことになります。
園児の健康を守る仕事であり、病院とは異なり、看護師自身の判断が重要視される傾向にあります。
きちんと医療の知識を持っており、子どもとのコミュニケーションが上手い人でないと勤まりません。
一方、企業の看護ルームは、企業に勤める従業員の健康を守る看護師です。
基本的に残業はなく、休暇もあるため、プライベートを重視できます。
カウンセリングがメインとなるため、本人の本当の言葉を聞き出す能力が求められます。
こちらも同僚の数は少ないため、看護師自身の判断が重要視されます。
とはいえ、病院のように緊迫した状況になるケースは極めて少ないため、働きながら大きな緊張感を持つことはそうないでしょう。
このように、職場によって求められる能力は異なってくるため、自分のスキルに合った場所を選ぶようにしましょう。